生田美智子, 牧野元紀, 大島幹雄, 畔柳千明, 篠木由喜, 岡崎礼奈, 兎内勇津流, 清水保彦, 麻田雅文, 谷本晃久, 保谷徹, エドワルド・バールィシェフ, 新井正紀, 下斗米伸夫, 平野健一郎 (担当:編者(編著者), 範囲:「本書刊行のねらい」(1~37頁)、コラム「日露歴史さんぽ①イルクーツク」(82~90頁)、「『魯西亞國漂舶聞書』の挿絵について―東洋文庫蔵と横浜市立大学図書館蔵の比較考察」(91~133頁)、コラム「日露歴史さんぽ②厚岸と根室」(134~140頁)、コラム「日露歴史さんぽ④函館と淡路」(195~198頁)、コラム「日露歴史さんぽ⑥ハバロフスクとシカチ・アリャン」(251~259頁)、コラム「日露歴史さんぽ⑨長崎・鹿児島・大津―ニコライ皇太子の足跡」(390~399頁))
勉誠出版 2020年8月 (ISBN: 9784585222866)
かつてヨーロッパからアジアにまたがる広大な領域を支配した強大にして華麗なるロマノフ王朝。300年にわたるその栄枯盛衰の歩みを紐解くと、そこには日本との重厚な交流の歴史があった。江戸時代以来、日露戦争を経て、ロシア革命前夜まで続いた日露関係の展開を、アジア関連資料の宝庫『東洋文庫』の珠玉の名品とともに探る。