研究者業績

越塚 美加

コシヅカ ミカ  (Mika Koshizuka)

基本情報

所属
学習院女子大学 国際文化交流学部 日本文化学科 教授
司書課程
学位
文学修士

J-GLOBAL ID
200901025774156209
researchmap会員ID
5000049955

論文

 3

MISC

 17
  • 越塚 美加
    Library and information science 43(43) 33-34 2000年  
  • 野末 俊比古, 越塚 美加
    学術情報センター紀要 11 207-216 1999年3月  
    インターネットに象徴される電子・ネットワーク情報を提供するサービスが公共図書館にも広く導入されつつある。導入に伴う問題として、料金負担の問題と利用者支援の問題に焦点を当てて、検討することとした。今回は、アメリカ、カナダの四つの図書館の状況を調査、分析した結果を報告する。
  • 内藤 衛亮, 越塚 美加, 井上 如
    学術情報センター紀要 10 1-8 1998年3月  
    「デジタル・リテラシー」をめぐる問題、課題及び共通の利害に関する枠組みを設定するために概念と文脈を展望した。デジタル化された知識へのアクセスの提供、情報リテラシーの強化などのために、初等・中等教育、高等教育、生涯教育分野で日本において実施されている政府の施策について展望する。最近の日本における最近の開発過程で認識された課題について、その共通性を先進国、発展途上国いずれとも共有すべく検討する。将来的な国際協力の可能性について検討する。
  • 野末 俊比古, 越塚 美加
    学術情報センター紀要 10 9-22 1998年3月  
    情報環境の変化の中で情報利用をめぐる研究の必要性が増している。学術情報センター研究開発部では、1997年度から情報利用学研究部門が設置された。本稿では、図書館情報学における情報利用行動研究および情報利用教育研究の現状を概観し、問題点と課題を挙げ、研究領域としての「情報利用学」の確立の意義と必要性、およびそのための方向性を論じる[1]。
  • 内藤 衛亮, 越塚 美加, 井上 如
    学術情報センター紀要 (10) 1-8 1998年3月  
  • 越塚 美加
    情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告 97(40) 39-44 1997年5月15日  
    本稿では、人文・社会科学分野の研究者の電子的な情報資源の利用が増加しつつある現状を踏まえ、それらの資源が文学研究に与える可能性を、ドイツ文学研究者の情報利用行動に基づいて考察する。先行研究等の情報を収集する上では、図書の装丁等視覚的な情報も利用したブラウジングが重要な位置を占めており、書誌情報のみのデータベースについての評価は低い一方で、引用索引型のデータベースに対する評価が高かった。また、様々な機関や人によって構築されている全文データベースや電子化されたテキストは、研究の素材として共有することによって新しい研究の可能性を生みだす。
  • 越塚 美加
    学術情報センター紀要 9 91-102 1997年3月  
    個人の情報利用行動を明らかにする上で、研究室における情報利用を無視することはできない。本稿では、図書館・情報学及びオフィス・オートメーション・システムの研究分野で発表された文献をもとに、研究室や会社のオフィス内での情報利用行動、パーソナル・ファイル、すなわちそこに蓄積される資料類の組織法と検索法について検討した結果、研究室内の情報探索は空間的な位置、資料の色や形等の視覚的な情報及びその資料を扱った時間に関する記憶によって行なわれることが明らかになった。
  • 越塚 美加
    学術情報センター紀要 8 131-142 1996年3月29日  
    本稿では、「ブラウジング」について、「探索」との区別という観点から検討し、両者が「探そうとしている内容」、「探索経路」、「情報がある場所」に関する知識の程度によって区別されることを示す。そして、ブラウジングに付随して生じる事象のうち、特に研究と深い関わりをもつ「掘り出し物的発見」(serendipity)の特徴について述べる。この掘り出し物的発見を含め、文献をはじめとする情報のブラウジングが研究過程に果たす役割を検討する。その結果、研究過程におけるブラウジングは、単に求める情報を探し、入手するための一手段として重要なのではなく、研究者は文献のブラウジングによって入手した情報を研究室という空間に秩序立て、それらとの相互作用によって研究を進めるという点で重要であることが示唆された。
  • 杉本 雅則, 片山 紀生, 越塚 美加, 神門 典子, 高須 淳宏, 安達 淳
    学術情報センター紀要 8 221-231 1996年3月29日  
    本稿では、世界の電子図書館の現状について解説する。最初に電子図書館について、(1)蓄積されるデータ(2)検索方法(3)閲覧方法の3つの軸で分類することにより、その特徴を明らかにする。次に、アメリカ、日本、ヨーロッパで研究開発されている主な電子図書館についての解説を行う。最後に現在の電子図書館の課題や今後の展望について述べる。
  • 上田 修一, 神門 典子, 越塚 美加
    情報処理学会研究報告. 人文科学とコンピュータ研究会報告 95(113) 55-60 1995年11月25日  
    画像は人文科学領域の研究の中で重要な役割を果たしている。ここでは、画像の認知の枠組みを画像データベースにおける索引法との関わりの中で明らかにしようと試みている。まず、85種類の様々な画像を対象として14名の被験者を対象に画像の索引実験を行い、付与索引語数を増やし、かつ付与される索引語の種類を減少させるためには、人間の画像認知に基づいた枠組みの必要性を明らかにした。次いで、30点の画像に対し11名の被験者が付与した索引語の種類と順序、さらにインタビュー結果を解釈して、画像を認知する際の枠組みの仮のモデルを示した。
  • 神門 典子, 木村 優, 志津田 嘉康, 大山 敬三, 越塚 美加, 小山 照夫
    情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告 95(87) 57-64 1995年9月14日  
    本稿では、学術情報センターが運用するオンライン・データベース・サービスNACSIS-IRのラインモードユーザインタフェースにおける検索機能の高度化について述べている。オンラインデータベースを巡る動向と従来のNACSIS-IRの特徴と問題点を踏まえて、検索機能の拡充を図った。また、検索エンジンは、高度な全文検索機能を有する全文検索システムを採用している。拡充された検索機能の主な特徴は、本格的な近接演算、語句の出現頻度を指定した検索、3階層までの階層構造を持ったデータへの対応とレコードの一部を対象とした検索、詳細な検索結果表示、多様な構造に対応できる柔軟なシソーラスとシソーラスを用いた検索、ユーザ支援機能の強化、操作の互換性の向上などである。
  • Turock Betty J, 越塚 美加
    現代の図書館 33(1) p77-81 1995年3月  
  • 越塚 美加
    情報の科学と技術 45(3) 97-97 1995年3月1日  
  • 越塚 美加
    情報の科学と技術 44(5) 260-265 1994年5月1日  
    学術情報の流通において,研究者は雑誌から新しい知見を入手すると同時に,研究者自身の成果を発表する場としての機能を果たす。そして,その結果,研究者の業績が認定されることになる。日本の研究者の場合,特に,成果の発表の場としての雑誌に注目すると,言語の問題が浮かび上がってくる。現在日本では,国内で生産される論文の国際的な流通を考慮し,日本語で書かれた「和文誌」の他に,英語を始めとする欧米の言語で書かれた「欧文誌」,両者が混在する雑誌を編集,出版している。本稿では,国内で出版されている科学技術分野のこれらの雑誌が数量面ではどの様な特徴を持っているかをまず検討した。その結果,分野によって大きな差異があることが分かった。また,既存の研究から研究者がどの様に投稿先の雑誌を選択しているかを検討したところ,投稿する際の政治的な配慮,投稿先の雑誌に対する自分の評価等によって選択されることが分かった。雑誌一般の特徴として,言語の問題を論じるのではなく,各分野の構造や研究者自身がおかれている状況などの個別の状況との関わりで検討する必要がある。
  • 越塚 美加
    図書館学会年報 39(1) p1-12 1993年3月  
  • 池谷 のぞみ, 神門 典子, 越塚 美加
    書誌索引展望 16(3) p15-28 1992年8月  

書籍等出版物

 6